2016.12.12
画中画
「画中画」
画用紙に油彩、アクリル絵の具 2016.12
制作室のメンバーの院入試に伴うごたつきで荷物が押し寄せ散らかっていますが私の制作スペースです。
描いた彼の絵を壁にどんどん貼っていき、達成感で次へのやる気を出していました。
そこへ彼ご本人の登場。大変喜んでくれました。写真を撮っています。
教授に「執拗に描いてるね」と言われるくらい彼ばかり描いていますが、初めはこのように何枚も描いていいものか大いに迷いました。
自分の絵など描かれてうれしいものだろうかと。気持ち悪いと感じるのではないだろうかと。
私は他人に描いてもらったことがほぼないのでわかりませんが、当の彼からするとただただ嬉しいことのようで安心しました。
喜んでくれるからと言って彼のために描いているわけではありませんが、そうやって絵の存在価値を認めてくれる誰かがいるというのはとても心強いことだと思いました。