blog

2015.05.20

「行くしかない春」
91×182パネル、キャンバスに油彩
この間の合評に出した絵のうちのひとつです。
わりと酷評でした。
わたしはモチーフひとつひとつに意味をかっちりと込めて描くほうなのですが、
説明を聞けばわかるが、観ただけでは伝わらない、とのことでした。
気づいてはいたのですが、わたしは何か工夫を凝らそうとすると空回りするタイプのようで。
力を入れずに描いたもののほうが、着眼点や筆遣いが面白いと評価されることが多いです。
わたしとしては苦しいところです。苦しみが評価されないのですから。
しかし、絵を描くことは苦労することで、苦労しなければ絵は描けない、と思い込んでいた節があるので、
先生方の啓示によって、楽しんで描いてもいいのかもしれない、と思うことができるようになりました。
次は、写真をもとに、考えつつも肩ひじ張らない変な絵を描こうと思います。

2015.05.19

ザゲームイズオーバー
古川本舗さんの楽曲「IVY」https://youtu.be/QRbC6bWPP-4よりイメージ。
昔ご本人が、遅刻の言い訳的な歌だと仰っていたような記憶があります。誤りでしたらすみません。
学校のほうで、きょうが油絵の合評でした。
描くこと自体には真面目に取り組んでいても、自分のセンスのなさは知っていたので、
改めて作品のだささ、稚拙さ、まとまりのなさを指摘されて、いろいろなものがいっぺんにあふれ出てきてとてもつらかったです。
ずっとあか抜けないのが悩みなわたしはずっとしんどくて
しかし、ださくても描き続けて、いっぱいださい絵描いて、その先に掴める表現があるから、という言葉を頂いたので、また描くことができそうです。
とりあえず今晩は半額のお寿司とほろよいとセブンドーナツの糖質パーティーを一人開催して打ち上げました。
そんな一日でした。

2015.05.17

「渡月」
五月はGWに姉と、きのう遠方より来る友と、二回嵐山にお邪魔しました。
この絵はきのう撮った写真をもとに描いております。
落ちかかった太陽と和服カップルが醸し出す風情がどうにも素敵でした
天気はすっきりした快晴ではなく、山も白く霞みがかっていましたが、
それでもまたよしとしてしまえるから京都はうつくしい。
友人は京都通なほうで、嵯峨嵐山エリアでは常寂光寺、二尊院、祇王寺、千光寺に行きました
千光寺は京都人でも知らないようなお寺です。まず見つけにくい。
そして案内の看板が胡散臭い。だいぶ怖かった。
しかし絶景はすばらしかったです。
京都在住なのはわたしのほうなのにどこも案内されるという。
もっと精進してぎゃふんと言わせられるような穴場を知りたいものです。

2015.05.09

「〇*。.」
moumoonの「moon light」という曲からイメージして描きました
彼女の歌はふり幅が大きくありますが、熱唱もウィスパーもすきです
しかしやはりこの曲のように乙女心を歌い上げるものが最高だとおもいます。

自宅の風呂の照明が、換気扇と同スイッチなので、
寒くなる冬は電気を点けずにキャンドルの灯りで風呂に入っていました。
太いものだと一気に使い切らないと周りの蝋が溶け残り途中で使えなくなるので細長いキャンドルを探すわけですが
そうなるとなかなか売っていないので、やるかたなく仏壇用ろうそくを使っていました。
女子力とは。

2015.04.30

「紫の君」
とにかく永遠の憧れである紫の上の幼少期、紫の君。
このお方のこの頃の髪型がたまらなく好きなのです。
漫画オリジナルなのか平安幼女みんなこの髪型だったのかは存じませんが。

光源氏によくなついてかまってほしがる幼い面もありながら
徐々に大人の気遣いや女性らしさを備えていく大事に隠された姫君。
もともとの利発さや聡明さも源氏によってさらに磨かれていく。
晩年の彼女も好きですが、みずみずしい幼少期がやはりとてもいとおしい。